小さくてもスワロフスキーの輝き！

 

小さくてもキラキラ！

 

こちらは小さな紫陽花のピアスです。

直径６mmの小さなサイズですが、小さめのスワロフスキー®︎・クリスタルの間に、極小サイズのクリスタルを使ってびっしり埋め込んでいるので、全面がスワロフスキーで覆われているためとってもキラキラしています。

 

　

 

　スワロフスキー®︎・クリスタルを埋め込む土台のグルー(2種類のエポキシ樹脂を混ぜ合わせて作る粘土状の接着剤)は、セットするクリスタルの色に合わせて同じような色にしているので、丸い形のクリスタルを埋め込んだ時のクリスタル同士の隙間をそのままにしておいても大丈夫なのですが、特にこういう小さい作品の場合には、その色の極小サイズが手に入る限り、出来るだけ隙間なくびっしり埋め込みたくなってしまいます(^^)

 

　敢えてグルーを見せるデザインもあると思いますし、隙間はあるものだと気にせずそのままにされる製作者の方も多くいらっしゃると思います。

 

　隙間をびっしり埋める場合には、極小サイズのクリスタルを用意する必要があるので、スワロフスキー®︎・クリスタルを必要な色全部揃えるのは、実は結構大変です。クリスタルのサイズには1mmあるかないかの極小のものから大粒のものまで、さまざまなサイズがあります。サイズが小さいからといってお安くなるかというと、意外とそうでもなく、そんなに変わらないんです(^^)

　稀に色によって極小サイズがどうしても手に入らない場合もあります。その時は、スワロフスキーの位置の工夫を重ねて、少しでも隙間を少なくするようにしています。

 

　大きなサイズの作品は、そこまでこだわって隙間を埋めるのは物理的にも難しいですし、全体のバランスが良ければいいと思うのですが、それでも出来る限り隙間は小さくしています。

　このピアスのように小さな作品の場合は、どうしても隙間を出来る限り最大限に埋めずにはいられません(^_^)   でも、だからこそ、キラキラが止まらないのだと思います(^^)

 

 

ミニ紫陽花ピアス誕生秘話

 

　さて、そんなミニ紫陽花ピアスですが、こちらの誕生のきっかけは、仲良しの友人から別のピアスのオーダーをされた時に「それから、赤いピアスも作って」と言われたことでした。あまり赤などを身につけているイメージのない彼女だったので、ちょうどクリスマスだからかしらと思いながら、どんなピアスにしようかと考え始めました。

　私も赤いピアスは初めてでしたが、とにかく、大人ができて小さくて可愛いけれどあまり派手でも子供っぽくもないもの・・・真っ赤ではなくルビー色で、小さなお花をイメージしたシンプルないデザイン・・・と試作して彼女に見せたところ、とても気に入ってくれました。シンプルすぎるかしらと思いながら眺めていると、丸くて小さなスワロフスキーがたくさん付いている形が、どうしても紫陽花の花に見えてきて仕方ありません。紫陽花といえば、紫陽花ブルー、紫がかった赤、薄紫色、薄い水色が思い浮かび、彼女に渡してからしばらくして、他のカラーのミニ紫陽花ピアスを作ってみました。

　インスタグラムに載せたのはつい昨日のことですが、結構前に完成していました。一度思いついたら、取るものもとりあえず作らないと気が済まないのですが、その後は意外とのんびりしています(^_^*)

 

　そして、これを書いていて、そういえば、白やピンクもあることに気づきました！

春ですから追加してみてもいいですね(^^)

 

     実は、今までに作ってきたオリジナル作品は、この作品のようにお友達から頼まれて作ってみたものが結構多いのです。思えばこれはとってもありがたいことですね。周りの方々に心から感謝しつつ、これからも制作活動をしていきたいと思います。

 

　そうそう、実はわんちゃんのピアスも、元々はこの友人に、「あの指輪のわんちゃんでピアス作って！」と言われて生まれた作品なんです。このお話はまた別の機会に(^^)