極小スワロフスキーをびっしりと

 

　スワロフスキー®︎・クリスタルには大きなものから小さなものまで、さまざまなサイズがあります。チャトンと呼ばれる、裏側が尖っていてグルーの中に埋め込みやすくなっている形状のものをグルーデコでは使います。

 

　ミニ紫陽花ピアスのブログで書いた通り、私は小さなアクセサリーは特に、接着の役目を果たしているグルーがほぼ見えないようにびっしり埋め込む主義です。ですから、必要なカラーの最小サイズ、色のついたスワロフスキーはpp3、クリスタルと呼ばれる透明なサイズの最小サイズはpp0(最低でもpp２、できればpp１)があると安心して作業に入れます。

　でも、ひとつ難点があります。それは極小サイズだけで全て埋めようとすると大量にチャトンが必要になるということです。

 

 

パールリボンピアス

 

　例えば、こちらのパールリボンピアス。

パールと言っても、パールの上にスワロフスキーを埋め込んでしまいましたので、クリスタルボールリボンピアスとでも言うべきでしょうか(^^)

 

 

 

　こちらの可愛らしいピアスは、協会の先生のオリジナル土台を使用しています。かなり前に購入していた土台でしたが、なかなか作業できず、STAY HOME期間にようやく作業ができたものです。ピアスですので2個でペアですが、1個あたりpp3のクリスタルを約300個近く、ペアだと600個近くを埋め込んでいます。このゴールドとシルバーの2ペアで1200個近くのクリスタルを使っています！　

 

　いつもチャトンはなるべくグロス(1440個)単位で購入していますが、この２つのピアスだけでかなりなくなってしまいました(*´-`)

でも、びっしり埋め込んだスワロフスキーのために、まるでハイジュエリーのような仕上がりになっています(^^)

 

   こちらの土台は、もうそろそろ販売終了ということですので、ご希望の方には手に入った在庫の数のみお譲りできることになります。そちらはまた「こちらもレッスン/オーダー承ります(^^)」ページで入荷次第お知らせします。もちろんレッスン開始後はレッスンでもお作り頂けます。(まだ開始日が決められず、申し訳ありません( ; _ ; )/~~~)

 

 

ぶどうのペンダント

 

　そして、もう一つの極小スワロフスキーを大量にびっしり埋め込んだ作品といえば、オリジナルのぶどうのペンダントです。

 

 

　このぶどうには２粒のスワロフスキー®︎・クリスタルがびっしり埋め込まれたボールがひとつの実として入れてあります。

　この２つのボールに埋め込まれたクリスタルは500個以上になります。隙間なくびっしり入り、スワロフスキーのパールの中でその艶に負けない輝きを放っています。

 

　このぶどうのペンダントは、大きくて存在感があるのでシンプルなブラウスやセーターのアクセントになりますし、首に被るだけでとても楽なので自粛期間前までは多用していました。とあるブティックで、お店に入るなりパール好きの店員さんに「わぁ、これは何ですか？　とても素敵！　見せて！」とペンダントを掴まれて衝撃を受けたことがありました(°▽°)    

    国会議員の秘書時代に、先生のロシア土産で頂いた琥珀色のぶどうのペンダントからヒントを得て作成したオリジナル作品です。(秘書は大昔のお話です、、 異色のキャリアについては自己紹介のブログをご覧ください(^_^*))

　沢山のピンワークと極小スワロフスキーの埋め込み作業があり、とても手間暇がかかりますが、その存在感と使い勝手の良さから、オリジナル作品の中でもお気に入りの作品です。

 

　少し話がそれましたが、極小スワロフスキーの埋め込み作業には、かなりの集中力が必要です。とても小さなチャトンを隙間なく並べていくため、ある程度のスピードも必要になります。ハズキルーペをかけてしっかり目を凝らして隙間を作らないよう集中して作業をしますので、終わった後の目と肩と首のケアは必須です(＾ｰ^)

    ぶどうのペンダントには、写真の色の他に、ダークグレーとホワイトがありますので写真を載せておきます。こちらは少々お時間を頂きますが、オーダーを承っております(^^)    作成にかなり時間がかかりますので、レッスンについてはレッスン再開までじっくり考えてみたいと思います。ご要望がありましたらお声掛けください(＾ｰ^)

 

 

 

 

　洋服を選ばないダークグレー。ライト下や光が当たるとクリスタルが輝きます(^^)

 

 

　夏使用のホワイトタイプ２種