いつのまにか６周年

 

　ふと気づくともう８月６日が過ぎようとしています。そういえば、８月１日はチェリーヒルズがHPを開設したオープン記念の日でした！　いつもは『○周年記念セール』など何かしらHPのイベントを小さいながら行なっていたのですが、今回はあまりの暑さに紛れていつの間にか通り過ぎていました！　皆さま、まるで熱帯や砂漠にいるようなこの異常な暑さの中、お元気でお過ごしでしょうか？　どうぞお気をつけてお過ごしください！

 

　さて、通り過ぎてしまったオープン記念でしたが、この日を迎えるといつもグルーデコを始めて講師の資格を取ったばかりの頃のこと、初期の作品、HP開設にまつわる色々な出来事などなど、毎回思い出します。

　今回は先ほどインスタグラムにもポストした、チェリーヒルズのクリスタルドッグ第４号のダックスフンドのマロちゃんについて書きたいと思います。以前にもブログに少し書いたことがあると思いますが・・・。

 

 

初期のクリスタルドッグ第４号『マロ』ちゃん

 

　マロちゃんは私の親友の飼い犬でした。とても可愛くて穏やかで吠える声など聞いたことがありません。私は子供の頃にダックスフンドに追いかけられてとても怖い思いをしたことがありました。泣きながら逃げて鉄棒の上に這い上がり、助けが来るまでそこで泣いていたのです。その以前に自宅でスピッツを飼っていたことがあったものの、それ以来すっかり犬が怖く苦手になってしまいました。でも、10年近く前になりますがその友人の家に泊まりに行くことになり意を決して乗り込んだのですが、全く吠えもせずピッタリと静かにくっついて来てくれるマロちゃんにすっかり犬に対する怖い気持ちがなくなっていきました。

 

 

　その数年後、マロちゃんが虹の橋を渡ってしまいました。友人の悲しみは計り知れませんでした。友人は関西に住んでいますので、関東の私はすぐに様子を見に行くこともできず、でもなんとか慰めたいと思って、マロちゃんに似たクリスタルドッグを作って送ることで慰めようと思いつきました。

 

　クリスタルドッグ制作の経験はそんなにありません。黒いわんちゃんは初めてで、黒い顔に黒い目をどうやってスワロフスキー・クリスタルで表現するか、ものすごく悩みました。まだその頃はクリスタルドッグは平面的な作品でしたので、凹凸で変化を付けて表現する方法ではなく、はっきりと境界線をつける方法でした。金色のバッグチャームの予定でしたので金色のブリオンという小さな球状のパーツを使うことにしました。今はクリスタルドッグにブリオンを使うことはほとんどないので、今マロちゃんを制作したらこの作品とは全く違うものになるような気がしています。

 

 

　

　さて、バッグチャームに仕立てて送りましたが、無くしたら嫌だからとお家のマロちゃんコーナーに未だに大事に飾ってくれています。とてもとても喜んでくれたので、送ってよかったとつくづく思いました。

　その後、しばらくしてから、彼女はやっぱりわんちゃんが飼いたいと言って、今は２匹のダックスを飼っています。年に数回は関西に行くので時々泊めてもらいますが、その２匹はマロちゃんとは全く違って、お家に着いた瞬間から吠え立てられて大変です(^_^*) 　そして、近づくと２匹同時のジャンプの洗礼を浴び、ソファに座ると身体をよじ登って私の顔を舐めようとして大変です！　わんちゃんに慣れていないので、なんとかそれだけは頑張って阻止しています。そのうちにわかってくれるようで諦めて少し大人しくなります。そんなとってもやんちゃなダックスたちですが、慣れてくると本当に可愛く思えてくるから不思議です。元犬が苦手な私でもそうなのですから、家族である飼い主さんは目に入れても痛くないほど可愛いのでしょうね♪( ´▽｀)

 

 

７年目のスタートに当たって

 

　さて、これからのHPはもう少し作品を厳選して、オーダーメイドの作品は減らしていきたいと考えております。一度立ち止まってHPの見直し・整理など少しづつ進めていけたらと考えております。もし、オーダーをお考えの作品がございましたら、お早めのオーダーをお願い致します。アトリエも何周年まで迎えられるのかわかりませんが、今後ともどうぞチェリーヒルズをよろしくお願い致します。