ヨーロッパの高品質なクリスタルなど厳選した素材を使用したハンドメイドアクセサリーと雑貨のショップ|Atelier Cherry Hills 『Atelier Cherry Hills』ではヨーロッパの高品質なクリスタルや良質なパールなどをふんだんに使用し、主にグルーデコの手法でクオリティにこだわった作品作りをしています。日常使いのできるアクセサリーをはじめ、 大切なペットをモチーフにした世界にたったひとつのアクセサリーやチャームなどのオーダーメイドも承っております。

No.18. 旅便り〜鹿児島・種子島・屋久島 <後編>〜

後編

 

世界自然遺産の島、屋久島へ

 

 いよいよ今回の旅の最大の目的の地、屋久島に向かいます。トッピーで50分ほとで到着です。

 近づくと、海からあまり平らな陸地なくすぐに山々が連なっている独特の島が見えてきました。どこか熱海や伊豆辺りを思わせる風景ですが、丸い島全体がそうなっていて、しかも山の標高が高いので、やはりここの地形は特別な感じがします。別名「洋上アルプス」と呼ばれているというのも納得です。

 屋久島は、とても雨が多いことで知られていますが、その理由は南から流れてくる黒潮からの湿った空気がこの高い山々にあたって雲を発生させるためらしいです。

 

 

 トッピーは島の北東部、宮之浦港に入港しました。

 まずは観光センターで島の情報をしっかりとキャッチしてからレンタカーを借りて出発です(o^^o)

 

 

水と緑の美しい森へ

 

 まずは海岸線から急に山道に入って上がっていく道路を走り、白谷雲水峡に向かいました。ここは緑と水に恵まれた美しい森を散策できる場所。それぞれの体力や、都合に合わせて、短いコースから片道2時間の健脚コースまで選べます。その日は、翌日の久しぶりの本格的な山歩きに備えて1時間ほどのコースを散策しました。それでも、幾つもの立派な屋久杉に出会えました。

 

 

 

 散策後は、新鮮なお魚料理が美味しい「潮騒」さんで、名産品の「首折れサバのお刺身定食」を頂き、その新鮮さに感動! お写真は撮れませんでしたが、青魚が大丈夫な方には是非一度味わって頂きたい一品でした。

 

 その後、島の北西部にある世界有数のアカウミガメの産卵地、永田いなか浜へ。ウミガメの産卵期は5月から8月らしいので、いつかはその産卵の様子を見てみたいです(^^)

 

 

 

 その後は、屋久杉自然館で屋久杉について学び、千尋の滝、そして滝の水が直接海に落ちるトローキの滝を見学後、ホテルへ。

 よくある杉と屋久杉は生物学的には違いはないそうです。屋久島では、樹齢1000年以上のものを「屋久杉」、1000年に満たない杉を「小杉」と呼んでいるということでした。

 

 

トローキの滝とモッチョム岳

 

心遣いも嬉しい美味しいお寿司屋さん

 

 明日の早い出発に備えて、早めの夕食を取りに、ホテル近くの「すし将」さんへ。

カウンターで頂いたため、申し訳ないのでお写真は控えましたが、注文したもの全てがとても美味しく、お近くに行かれる方には是非とも訪れて頂きたいお店です。堅めのご飯に赤酢のすし飯、新鮮な地魚や野菜を使ったお寿司や天ぷらがどれも本当に美味でした(o^^o)

   若いご主人は、屋久島の名店「いその香り」さんの息子さんで、銀座で2年間修行されたとのこと。いろいろなものを味わいたいと、1人前しか地魚寿司握りを頼んでいない私たちに、ちゃんとお皿を分けて1貫づつ乗せてくださったり、あら汁も2人分用意してくださったりと、細やかな心遣いも嬉しく、また屋久島に来ることがあったら是非立ち寄りたいお店となりました(^^)

 

 

旅のハイライト、縄文杉へ出発!

 

 翌日の縄文杉トレッキングには、ガイドさんをお願いしていました。グリーンメッセンジャー屋久島さんです。標高が高い山に備えて寒くないようにしっかり着込み、雨合羽の上着を着て登山靴を履き、雨でも大丈夫なように帽子も装着、準備万端です。

 4:15にガイドさんがホテルでピックアップして下さって出発。朝ごはん用、お昼ごはん用と2食分のお弁当をホテルにお願いして用意して頂きました。登山バス乗り場までガイドさんの車で行き、車を置いて5:00のバスに乗り込みます。40分ほどで荒川登山口に到着。出発時にパラパラと降り始めていた雨も本降りになっていました。

 ここの休憩所で、雨合羽をしっかり装着して、朝ごはんを食べ、いよいよトレッキングに出発です。本降りの雨なのでトロッコ道は傘をさしながら、真っ暗な中、懐中電灯で道を照らしながらのスタートでした。

 

 ☆縄文杉トレッキングデータメモ

 ・歩行時間(休憩含まず):10時間

 ・歩行距離:22km
 ・最大標高差:696m
     (最高地点:縄文杉 1292m、
         最低地点:荒川登山口596m)

 

 まずは平坦で緩やかなトロッコ道を2時間弱歩きます。

 

 

 いくつか橋を渡りますが、上の写真のような柵がない橋もありますので、注意が必要です。また、歩きやすい道ですが、時々部分的に凹んだリしている箇所もありますので油断は禁物です。事実、もう終わりがけでしたが、つまづいて転んでしまい、腕の骨にひびが入ってしまいました(^^;)    それが帰り道だったのが不幸中の幸いです(≧∇≦)

 

 

起こるべくして起こったハプニング

 

 雨の中でも日の出と共に少しずつ明るくなり、ようやく懐中電灯が要らなくなって程なく、ガイドさんに予め危ないかもしれないと言われていた私の靴底がやはりパカっと割れてしまいました! そう、見た目はとても良く綺麗、本格仕様のゴアテックスの登山靴ですが、なんと言っても以前に登山をした25年以前のものだったのです(^_^*)    

     ガイドさんがしっかりと両方の靴のテーピングをしてくださって事なきを得ました。有り難かったです。本当に細かい心配りや温かい飲み物の準備などもして頂きましたし、何より安心感があったので、ガイドさんにお願いして本当によかったと思いました。

 もちろん同い年のノースフェイスの雨合羽上下も、継ぎ目を塞いでいるテープのようなものがピロピロとめくれてきてしまいました! こちらはあまり支障はなかったのですが、やはり見た目は綺麗でも、物には寿命というものがあるのですね(^_^*)

 こういった山道具はかさばるので、事前にホテルに郵送しておいたのですが、新しいものをレンタルした方がずっとよかったようです(^_^*)     

 

 

トロッコ道はウォーミングアップでした

 

 大株歩道入口というところから、いよいよ本格的な登山の始まりです。登りはじめは急な階段や登り坂が多くてきついですが、段々慣れてきます。登り始めておそらく30分〜40分近くで、ウィルソン株という大きな切り株に着きました。とても大きいので、中に入れます。中には6畳分ほどのスペースがあり、なかから見上げるとハートに見える穴がありました。残念ながら写真がうまく撮れませんでしたが、、、。

 

 

 

 

 このウィルソン杉から1時間ほど登ると、大王杉が現れました。

 

 

 とても大きくて間近で見られるので、縄文杉が発見されるまでは、最大の杉として知られていたということです。

 

 雨だったので、登山道に出ている大きな木の根っこがとても滑りやすく、要注意でした。そろそろ左足の裏側か張って痛みが出てきましたが、もう一踏ん張りです。

 

 頑張って歩き続け、ようやく縄文杉に辿り着きました!

 霧の中の縄文杉はとても神秘的で神々しい美しさがありました。日頃山登りをしていない私にとってはかなりきついコースでしたが、ここまで頑張って歩いたからこそ出会えた縄文杉! 頑張って歩いてよかったと思いました(^^)

 

正面から見た縄文杉

 

横から見る縄文杉

 

 縄文杉には展望台があり、すぐそばには行けないようになっているので、木の周囲が16メートルあると聞いてもそんなにあるのかしらと思いましたが、広い展望台と木の断面の大きさを比べた図で、わかりやすく説明されていました。

 

 

 縄文杉にお別れをして、一路同じ道のりを帰ります。帰りは下りなので、きっと膝がわらって大変かと思っていましたが、それはなく、帰り道のほうが早く感じました(o^^o)

 ただ、徐々にいろんなところが痛くなり、途中で転んで怪我をしたこともあって、荒川口のバス乗り場に着いた頃には、体中が痛くて歩くのも苦痛なほどでした(^^;)  

   これから縄文杉トレッキングに行ってみようという方は、近場の山のトレッキングなどしっかり準備をしてから行かれるといいかもしれません(^ ^)

 

広大な敷地と雄大な借景のある庭を持つホテル

 

 屋久島で2泊お世話になったのは、種子島と同じいわさきホテルでした。お得に行ける回数券を使ったのです。

 屋久島いわさきホテルは、門からのアプローチがまるでゴルフ場のような長さ、そして、お庭には端に滝があるらしく、1周すると1時間以上かかるため、お庭をまわるためのカートが用意してありました。

 ロビーには7200万円かけて作ったという人工の屋久杉がそびえ立ち、そのスケールの大きさにはびっくりしました。そして、なんと言ってもよかったのは、そのお庭の景色です。

 

モッチョム岳を臨むホテルの中からの景色

 

ホテルの庭からの眺め

 

ホテルロビーの巨大な人工屋久杉

 

窓からは東シナ海の水平線

 

 縄文杉トレッキングの後は、歩くのもままならず、食事はもちろんホテル内のレストランで和食のコースを頂きましたが、一つ一つがとても美味しく、とてもにこやかでサービスも良くてとても良かったです。

 そして、ホテルには温泉があるので、トレッキングで非常に疲れた足の疲れをかなり取ることができました。ガイドさんに教えて頂いたように、お湯と冷水に交互につけるのを5回程繰り返したらずいぶん楽になりました。足の疲れを取るのにプロ直伝のオススメの方法です(o^^o)

 

再びトッピーで鹿児島へ

 

 翌朝は、朝の爽やかな空気の中、大川の滝を見に行きました。

 

 

 そして、屋久島のお土産を買いに武田館さんへ。こちらは屋久杉の工芸品も幅広く作っていらっしゃいますが、お菓子などのお土産も豊富に取り揃えていて、なんといってもいいのが、それぞれのお菓子を味見できるようになっていることです。だいたいのお店では、メインのお菓子だけ試食できてもあとはパッケージやコメントで選ぶしかありませんが、こちらはほぼ試食できるので、味で選ぶことができます。

 

 そして、お隣の定食とパスタのお店「かたぎりさん」で、名物の「飛び魚のひつまぶし定食」を。アゴだしのスープがとても美味しかったです。

 

 

最初はそのまま。それからお出汁をかけて。

 

 

 美味しい名物も頂き、大満足で屋久島をあとにしました。

 

お世話になりました(^^)

 

 

そして鹿児島までの約2時間の船旅の途中、左手に見えてきたのは美しい開聞岳です。

 

 

 以前から興味があった屋久島。きっかけは「行くなら出来るだけ若いうちに行った方がいいよ」という、縄文杉経験者の娘の一言でした。本当にその通りでした!

 もし、このブログを読んで頂いた方で、いつかは行ってみようと思っている方がいらっしゃいましたら、ぜひお早めに行かれることをお勧め致します。もちろん、日頃たくさんトレッキングしている方はきっと大丈夫ですけれど(^^)

 

今回の旅のお供はこれです!

 

 今回の鹿児島・種子島・屋久島の旅はアウトドアがメイン。屋久島以外でも歩くことが多いので、ヒールありスニーカーでした。

それに合わせたカジュアルエレガンス系に合う万能アイテム一つだけを持って行こうと決めたアクセサリーはこれでした(^^)

    最近頻出のアイテム、ぶどうのペンダントです。色はシルバー。これなら洋服を選ばす、しかもひとつで存在感もあり、かぶるだけという使いやすさ。予想通り、縄文杉トレッキング以外の場所では大活躍でした(o^^o)

     Cherry’s  Grapes、これからのセーターの季節には益々活躍すること間違いなしです!

詳しくは商品ページをご覧ください(^ ^)

 

ヨーロッパの高品質なクリスタルや厳選した材料を使ったアクセサリーと雑貨ショップ|Atelier Cherry Hills

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