五感を刺激して感性磨き

 

　恵まれたことに首都圏では沢山の美術館や博物館があり、全部は行ききれないほどの展覧会が開かれています。それ以外にも、企業やブランドが開催するイベントや展示会なども多く開催され、五感を刺激するものがたくさん溢れています。

　五感を刺激する感性磨きは、グルーデコをはじめとする色々なことに役立つだけではなく、生活そのものも豊かにしてくれているような気がしています。

 

　今回は、素晴らしい芸術を目の当たりにして、この機会に巡り合えたことに感謝できた展示会の様子をレポート致します。

 

 

CHANEL   マドモアゼル　プリヴェ展

 

  10月19日から12月1日まで天王洲アイルで行われたCHANELのマドモアゼルプリヴェ展。大きな２階建の空間にシャネルの世界観が詰まった５つのエリアがあり、普段なかなか見ることのできないオートクチュールの素晴らしい作品の数々を間近で見ることができました。しかも、予約制ではありますが、無料で見せて頂けるなんてびっくりでした(^^) 

 

建物ひとつ丸ごと展示会場になっていました。

 

マドモアゼル　プリヴェ・・・パリのマドモアゼル・シャネルのクリエーションスタジオの入り口のドアに掲げられた言葉だそうです。

 

　アパルトマンの部屋と、その色調をイメージした５つのエリアから構成されていました。絶対的な美しさがあるとマドモアゼル・シャネルが語る白と黒。そして、彼女の愛した色、ベージュ、赤、ゴールド。それぞれの色のエリアには、目を見張るほどの美しい、卓越した職人技で紡がれた品々が展示されていて、本当にこれこそが目の保養というべき作品ばかりでした。その中からいくつかの作品の写真をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

上の写真の生地アップ写真です。

これをひとつひとつ手で縫い付けている巧みさと美に対する拘り、紡ぎ上げた卓越した美しさには驚きを隠せません！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも上の写真の生地アップです。

これをひとつひとつ縫い付けるという気が遠くなってしまいそうな作業を経て、上の素晴らしいドレスが出来上がっているのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上のドレスのベルト部分です。

 

 

上のドレスの生地アップです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マドモアゼル シャネルのリビングルーム。

このシックなベージュがお気に入りだったとか。しっとりと落ち着く大人のカラーですね。こんなお部屋で暮らしてみたいものです！

 

　眩すぎて写真は綺麗に撮れませんでしたが、特別なバカラの大きなボトルに入ったシャネルNo.5など香水とダイヤモンドのネックレスなどハイジュエリーの展示もあり、いったい何年分の目の保養ができたのかわからないくらいです(o^^o)

 

　別の建物ではシャネルに関するドキュメンタリー映画の上映もされており、マドモアゼル・シャネルの人生にも触れながら、充分に楽しめるイベントでした。

 

　そして帰り際には、なんとお土産までいただきました。

 

 

 

 

CHANEL SUITES

 

　そして、12月7日から11日まで表参道で開かれたポップアップイベント「CHANEL SUITES」、こちらにも参加してきました。

　これは、マドモアゼル シャネルが仕事をし、プライベートな時間を過ごしたアパルトマン。そして毎晩眠りについたパリのホテル。彼女のライフスタイルと紐づく「ホテル」をイメージしたラグジュアリーな空間で、煌めくホリデーシーズンを彩るウォッチやジュエリーを見ることができるものでした。

 

 

 

 

 

 

 

こちらのイベントでは、圧倒的なホワイトの空間の中、洗練されたシャネルのジュエリーや時計をじっくりと見ることができました。

 

　２つのイベントで、素晴らしいシャネルの世界観を体感することができ、とてもいい刺激を受けました。

　この素晴らしい刺激が美味しいスパイスのように、作品の創造におけるいい糧になってくれると信じて、作品作りを頑張っていきたいと思います(^^)