スワロフスキーを着物にも

 

 

華やかな新春歌舞伎公演

 

　着付けを習い、自分で着物を着て出かけられるようになった最初の頃に最終目標だった『歌舞伎』。その頃には着物で歌舞伎座に行くなんて夢のまた夢。歌舞伎座どころか、銀座に着物で行くなんてとんでもないことでした(^_^*)  

    それから４年、ようやく臆することなく着物で歌舞伎に出掛けられるようになりました。(相変わらず腕はまだまだではありますが、、(ﾟ∀ﾟ)   )  

   とは言っても、歌舞伎も軽いものを含めて今回がまだ５度目、まだまだ入り口に立ったくらいでしょうか。毎回彩り鮮やかなその舞台に魅了されています。

 

　先日の歌舞伎は、新橋演舞場の新春歌舞伎公演でした。夜の部でしたので、主役は凛々しい目元が印象深く、存在感と華のある市川海老蔵さんです。その舞台に二人のお子さんも出演されて、とても可愛らしく楽しい舞台でした。まだ幼いお二人ですが、幼いながらも相当な覚悟をもってプロとして臨んでいるのがひしひしと伝わってきて、心の底から応援したくなりました。

 

 

　演目は、火消しのめ組と力士たちとの喧嘩のお話『神明恵和合取組〜め組の喧嘩』と、とても美しい舞『雪月花三景〜仲国』の２本立てでした。まだまだ歌舞伎に慣れない私は、セリフがきちんと聞き取れなかったり、聞き取れても意味がわからなかったりすることもたびたびです(*´-`)   予めあらすじを読んで予習していかないとさっぱり訳がわからない状況に陥る瞬間があります。前回はかなり忙しい時期に行ったので、途中で慌ててあらすじを読むまでそれでした。

　でも、今回はその反省を踏まえ、事前にしっかりとあらすじを予習。そしてイヤホンガイドをレンタルしたので万全でした(^^)

　やはり何事も準備をしっかりしておくと、物事がうまくいったり、楽しめたりするものですね(o^^o)    これから歌舞伎デビューする方は、絶対にあらすじの予習をしていくことをお勧めします。

 

 

　今回はお弁当を予約していたので、まず演舞場到着後、すぐに予約したお弁当を受け取りました。これはそのままお席で幕間に食べます。前回は食堂を予約していました。この場合は、幕間にすぐに行って用意された席で予約したメニューを頂きます。お手洗いも混みますから、とにかくテキパキと。でもそうすれば、しっかりお土産を買う時間も取れます(^^)

 

　会場入り口すぐのところには、役者さんの奥さま方が着物で御得意様にご挨拶をされていて、その立ち姿も凛としてとても素敵です。海老蔵さんの成田屋さんは、お母さまが立っていらっしゃいました。着物の着こなしや佇まい、さすがでした！　参考にさせて頂いて、いつか着物を粋に着れるようになりたいものです(o^^o)

 

　そして、前回の演舞場は桟敷席のお隣、今回は２階席でした。一度、花道のすぐ横、前から4列目くらいに座ってみたいものです(^^)　そのあたりはちょうど花道を通る役者さんが立ち止まって踊ったりポーズを取ったり、奈落から上がってきたりする場所ですから。

 

スワロフスキーで着物に華やかさを

 

　着物は着ていく場所によって、訪問着、付下げ、小紋、紬など、種類が変わります。お正月の歌舞伎は華やかな舞台。思い切って訪問着で出かけました。着物にも、帯留めや根付、ヘアアクセサリーにグルーデコを使うと、地味になりがちな和の装いを、そのキラキラでぐっと華やかにできます。

　今回は帯留めのできない帯締めでしたので、ボール状のクリスタルがゆらゆら揺れて可愛らしい根付と、髪飾りを着けていきました。

 

　こちらが根付です。クリスタルのボールなので『和』とは合わないようでいて、意外とそうでもないんですよ。キラッと輝いてテンションが上がります(^^)

 

 

　そしてこちらは、ヘアアクセサリーです。比較的大きなサイズのスワロフスキー®︎・クリスタルをたくさん使っているので、後ろ姿にもキラキラ感満載です(^^)     でも、実はこの髪飾り、グルーデコ認定講師の資格を取ったばかりの頃に、100均で購入したマットなゴールドのアクセサリーにクリスタルをつけて制作したものなんです(^^)   今でも意外と活躍しています。そんな風に気軽に小物を変身させられるのも、グルーデコのいいところです。

 

 

　今年は、和小物の制作ももっと増やしていきたいと考えています。ただいま春に向けて帯留め制作中です。詳しくは次回のブログにて。