No. 27. 着物とグルーデコ®︎アクセサリー vol.4
和文化は奥深い!
ブルーグリーンの深い藍色に魅せられて
冬のホリデーシーズンに、カルティエ展、シャネルの展示会、ゴッホ展、ルノワール展など、色々な美術展に足を運びました。
偉大な画家やデザイナーの表現力や筆のタッチ、そして緻密な作業の上に出来上がっている作品の数々に感銘を受けながら自分自身の感性にも刺激を受けることができて、私の暮らしに欠かせないものになっています。
そして、プロフィールにも書きましたが、一昨年あたりから、その緻密な描写や色合いに魅せられているのが浮世絵です。先日はこちらに行ってきました。
浮世絵というと、まず浮かぶのがこのポスターの右側に写っている『写楽』の絵を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
それもとってもいいのですが、私はなんといっても、葛飾北斎と歌川広重の風景画の素晴らしさに見入ってしまいます。特にその深くて美しい藍色と、赤とオレンジの間の色のような深い赤、紅(くれない)色と言うのでしょうか、この2つの色には本当に魅せられます。
小学生の頃からずっと洋楽・洋画ファン、海外旅行好き、絵画ももっぱらゴッホやルノワールなどの展覧会ばかり行っていた外国かぶれのような私が浮世絵にハマったのは、ある日、朝5時から高校生の息子にお弁当を作っている時にかけていたjwaveの番組で、当時開催されていたサントリー美術館での浮世絵展の紹介を聴いたのが始まりでした。「あのなんとも言えない深い藍色をぜひみて下さい。」とナビゲーターの方が言っていました。もう開催日も残り僅かでした。これは行かなければ!とすぐに行きました。その展覧会は、葛飾北斎の富嶽三十六景全作が揃い、歌川広重の東海道五拾三次も確か全作揃っていたように思います。そんな風に一同に集めて開催された展覧会は滅多にないということでした。あまり日本の絵には興味がなかったのですが、あまりの素晴らしさに驚愕! ナビゲーターの方の言う通りでした。
というわけで、一昨年からのにわかファンで、あまり詳しいわけではないので知らなかったのですが、この藍色は、別名『広重ブルー』というらしいです。
ゴッホなど海外の著名な画家にもかなりの影響を与えた浮世絵。その理由は見れば納得です。本に載っている写真などとは全く違います。まだご覧になったことがない方は、ぜひ本物を見てみてください(^^)
浮世絵からヒントを得た作品誕生!
たまたま頂いた今年のカレンダーの今月のページと同じ絵が展示してありました。
とても綺麗なので、ミュージアムショップで和室に飾るための絵葉書とフレームを購入。
この絵は、歌川広重の『名所江戸百景 亀戸梅屋敷』という作品です。
これを眺めていたら、突然閃いて、お花をモチーフにした帯留めを作ってみました。
作品名は「HANA」にしようと思います。
いろんな色の着物に合うよう、ニュアンスの有る色合いのものを数種類作ってみました。
早速来週の着付けの際に実際に装着していこうと思います(^^)
思いが形になるってとても楽しい。これがグルーデコの醍醐味です(^^)
関連情報
ヨーロッパの高品質なクリスタルや厳選した材料を使ったアクセサリーと雑貨ショップ|Atelier Cherry Hills
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オリジナルアクセサリーや帯留め・バッグチャームなどの雑貨をひとつひとつ心を込めて制作している
「Atelier Cherry Hills(アトリエ・チェリーヒルズ)」では
『大人可愛いキラキラで毎日を楽しく♬』をモットーに横浜日吉で作品作りを行っております。
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