アトリエ・チェリーヒルズのオーダーメイド製品のメイン作品、クリスタルドッグのバッグチャーム🐕　

　スワロフスキー®︎・クリスタルを数百個ふんだんに使って、ペットのわんちゃんの特徴を捉えつつ、可愛く作る、世界でたったひとつの作品です。写真のようなバッグチャームの他、ブローチやオーナメント、フォトフレームにセットするタイプもあります。

 

　　　　　　《　作品例   》

 

 

 

 

進化を続けるクリスタルドッグ

 

　以前はグルー(クリスタルを貼り付ける粘土状の土台)をこねるところから、クリスタルを全て設定し終えるまで、２時間で終わらせるようにしていました。

 

　２時間を過ぎたとしてもほんの少し。グルーのA剤とB剤を合わせて練り始めて２時間を過ぎると、グルーが硬化を始めるからです。

　クリスタルドッグは縦横だいたい４cm前後の作品です。顔部分の成形には時間がかかるので、比較的成形が簡単なそれ以外の部分へのクリスタルのセッティングは本当にスピード勝負でした。

　「早くしないと固まってしまう」、焦りながらスピードセッティングをしていました。

急いでいるからとはいえ、もちろんきちんと丁寧に・・・でも早く。

 

　一昨年あたりから、より強度を増すために、クリスタルドッグのグルーの中に補強材を入れるようになり、その後も改良を重ね、お顔もより立体的に作るようになりました。

 

　すると、当然グルーの量も多くなり、手間も増え、お顔を立体的にすることによって使うスワロフスキー®︎・クリスタルの量もかなり増えました。

 

　２時間というタイムリミットは変わらないので、より一層スピードアップしなければならず、かなり大変になってしまいました(^_^*)

 

 

作成手順を２ステップに

 

　そこで、以前ブログNo.44でご紹介した作成方法から、補強材を入れたことによって可能になった2段階製法に変更しました。

　時間内のかかるお顔部分と身体部分を分けて作ることにしたのです。

 

　そうすることによって、時間にゆとりが生まれ、焦って作る必要がなくなり、落ち着いてゆっくり作ることができるようになりました。お顔部分の細かい複雑な作業も時間を気にすることなくできて、よりこだわりを持って作れます。

　それでも、所要時間も３時間と、大幅に延びることなくできて、製作方法変更のメリットを実感しました(^^)

 

 

　　

　　新製法で作成したわんちゃん

 

 

一番大事なのは「お世話」です

 

　作成方法が変わっても変わらない作業は、クリスタルが簡単に取れないように、数時間おきにしっかり押してグルーに密着固定させることです。

　何よりこれは大事！　グルーが硬化していく時に、どうしてもクリスタルが少し浮き上がってくるのです。これをしっかり押さえて、セッティング直後のように密着固定させることが、作品の仕上がりをより綺麗に、そして使用時のクリスタルのハズレをなくすための一番大事な作業です。

 

 

希少価値が上がります

 

　以前のブログでも書いたように、スワロフスキー社は2021年秋、ハンドメイド素材などDIY部門から撤退してしまいます。

　ですから、まだスワロフスキーがふんだんに使えるうちに、出来るだけご希望の方にクリスタルドッグをお作りしたいと考えています。

　もちろん、スワロフスキー社のクリスタルがなくなっても、チェコのプレシオサのクリスタルを使って作ることはできます。プレシオサマキシマもとても美しいクリスタルです。

　でも、もうニ度と作れないと思うと、とても貴重な作品になることは間違いありません。私も自分自身のお気に入りクリスタルドッグを何個か作りたいと思っています。

まだスワロフスキー®︎・クリスタルがあるうちに・・・。

 

　いつまでお作りできるかわかりません。在庫限りのご対応となります。ご希望の方は、どうぞお早めにご連絡ください。

 

　クリスタルドッグは、HP又はインスタグラムのDMからご注文頂けます(^^)